お経・御詠歌など仏教CD＆DVD | 京都 市原栄光堂

池波正太郎『仕掛人・藤枝梅安』シリーズの朗読CD集。テレビ時代劇・必殺シリーズ（『必殺仕掛人』『必殺仕置人』『必殺仕事人』など）の翻案としても有名な時代小説で。「仕掛人」と呼ばれる江戸時代の暗殺者の活躍を描く。池波正太郎の『闇は知っている』などもこの延長上の話と考えられる。
　藤枝梅安は、江戸品川台で評判の鍼医者だが、裏家業として金で殺しを請け負う暗殺者＝仕掛人でもあった。江戸の仕掛人の中でも随一の凄腕である梅安は筋の通らぬ殺し、理不尽な暗殺はしないことを信条としているが、殺人はやはり“悪”である。因果応報、さまざまな事件が 藤枝梅安の身に降りかかる。
テレビ時代劇や時代劇映画で人気を博した仕掛人・藤枝梅安（小生は緒方拳、渡辺謙版が特にお薦め！）の活躍を、原作朗読CDでぜひお楽しみください。

各巻　6,000円（税別／２話収録・ＣＤ３枚セット）
下段の選択欄からお好きな作品をお選びください。

仕掛人・藤枝梅安　：　おんなごろし ／ 秋風二人旅

• おんなごろし　『仕掛人・藤枝梅安』より

  仕掛人・藤枝梅安のもとに、薬研堀の料理屋「万七」の女将・おみの殺害の依頼が入る。実は三年前、おみのの先妻、おしづに仕掛けをし、あの世に送ったのも藤枝梅安であった。
  【朗読】：神谷尚武

• 秋風二人旅　『仕掛人・藤枝梅安』より

  お伊勢詣りにでかけた藤枝梅安と相棒の彦次郎だが、その途中、彦次郎がかって自分の妻と娘を殺害した侍を見つける。二人は侍の後をつけることにするのだが。
  【朗読】：神谷尚武

仕掛人・藤枝梅安　：　殺しの四人 ／ 梅安流れ星

• 殺しの四人　『仕掛人・藤枝梅安』より

  本所両国界隈の香具師元締・羽沢嘉兵衛から依頼された殺しの準備をしていた藤枝梅安だが、10年前に初めて殺した女の亭主に命を狙われることに…。梅雨の季節の陰の物語。
  【朗読】：神谷尚武

• 梅安流れ星　『仕掛人・藤枝梅安』より

  藤枝梅安の家に向かう彦次郎は、上方にいるはずの小杉十五郎を見かける。さらに十五郎の後ろには二人の尾行が…。その二人は、仕掛けを依頼された相手でもある林又右衛門の家に入っていき・・・。
  【朗読】：神谷尚武

仕掛人・藤枝梅安　：　殺気 ／ 梅安蟻地獄

• 殺気　『仕掛人・藤枝梅安』より

  目黒不動尊参詣の帰り道、藤枝梅安は門前の料理屋「伊勢虎」で、知った女を見かける。10余年前、貧しさのあまり、我が子を竹やぶに捨てようとした女だった。今の女は贅沢に慣れ切ったように見え・・・。
  【朗読】：神谷尚武

• 梅安蟻地獄　『仕掛人・藤枝梅安』より

  月のない闇夜。彦次郎を訪ねる途中、覆面の侍に襲われた藤枝梅安。梅安の名乗りを聴いて、人違いに気づき引き上げていく侍だったのだが・・・。
  【朗読】：神谷尚武

仕掛人・藤枝梅安　：　梅安初時雨 ／ 梅安迷い箸

• 梅安初時雨　『仕掛人・藤枝梅安』より

  牛堀道場の後継者に指名された小杉十五郎だが、却って同門の大身旗本の子弟たちの恨みを買ってしまう。襲ってきた三人のうち、二人までを斬って倒した小杉は「、藤枝梅安と共に上方へ向かうのだった。
  【朗読】：神谷尚武

• 梅安迷い箸　『仕掛人・藤枝梅安』より

  料理屋「橘屋忠兵衛の」の座敷で、紀伊家用人・川村甚兵衛を仕掛け、あの世に送った藤枝梅安。その殺しの瞬間を、部屋の押入に隠れていた女中のおきくが目撃してしまう。秘密を知られた仕掛人・梅安は果たして…。
  【朗読】：神谷尚武