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【朗読エッセイ】池波正太郎:散歩のとき何か食べたくなって(CD4枚組)
食通、食い道楽で知られた池波正太郎先生の、グルメ系エッセイ。グルメ“系”と書いたのは、池波先生のエッセイは、料理だけが綴られているのじゃないから。お店に行くまでの東京や京都、大阪の町並み、風情、今に残る歴史の面影・・・。お店のたたずまい。そして料理を作ってくれる店主や料理人の表情や仕草、茶目っ気。先生が食事をしていて、感じたさまざまな喜びや楽しさ、うれしさが綴られている。
実のところ、料理上手のかみさんがいれば、うまいものは家でも間に合う部分がある。でも、そのお店でしか味わえない、そのお店までいかないと感じられない楽しさや喜びが外食にはある。
池波先生の小説の登場人物、特に主役は食い道楽が多い。『鬼平犯科帳』の長谷川平蔵や『剣客商売』の秋山小兵衛など、うまい食い物を食すためなら、少しぐらいの難儀は厭わない方々だ。たぶん池上先生ご自身もその類いの方だろう。
食べ物なんてくえりゃいい、単なる栄養補給だとおっしゃる御仁もおられるかと思う。それも真実だ。けれど一人、好みの店のカウンターに座り、出てきた亭主自慢の付け出しをちょびちょび食べながら、
おすすめの酒で口を湿らす。この風情もまた格別である。古臭いかもしれないが、男と食の逢瀬を描く作家・池波正太郎の素敵なエッセイ。ぜひお楽しみください。全277分収録。
聴いていると、おなかがすくかもしれません。断食中の方はご注意ください♪
商品コード : IS81212N10762 |
価格 : 3,300円(税込) |
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