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【時代小説朗読】藤沢周平『橋ものがたり』より〜幻の橋、川霧、赤い夕日など(CD4枚組 全2巻/分売可能)

藤沢周平の時代小説、登場する人々は名もなき市井の民や下級武士が多い。彼らはその日、その日を懸命に生き、悩み、楽しみ、そして齢を重ねていく。避けられない運命、幸せも不幸もすべて受け入れ、与えられた命を全うする。現代の私たちにも通ずる真実を、江戸時代に舞台を移して描くのが、藤沢周平の魅力だ。
 『橋ものがたり』は、藤沢周平・時代小説を代表する傑作短編集だ。大川橋、永代橋・・・時代劇の舞台に欠かすことができない「橋」をテーマに人と人との出会いと別れを鮮烈に描く。

各巻 CD4枚組 6,800円(税別)
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《藤沢周平時代小説》橋ものがたりA〜小さな橋で、まぼろしの橋、川霧、小ぬか雨


  • 小さな橋で

    広次が6才のある朝、父は町外れの小さな橋を渡り去っていった。母や姉を手伝いながら、父の帰りを心待ちにする広次だったが・・・。

  • まぼろしの橋

    結婚が決まったおこうの気がかりは、五歳の時、橋の傍で姿を消した父親のことだった。ある日、おこうは父親の知り合いという弥之助という男と出会う・・・。

  • 川霧

    永代橋で倒れたお里を介抱した縁で結ばれた新蔵とお里。しかし1年半前、お里が突如消えた。最近、新蔵にはその理由がわかってきていた・・・。

  • 小ぬか雨

    ある日、一人で履物屋を営むおすみの家に一人の男が飛び込んできた。彼は、人を殺し、追われる身だった。おすみは男をかくまうのだが・・・。



《藤沢周平時代小説》橋ものがたりB〜赤い夕日、殺すな、吹く風は秋、氷雨降る


  • 赤い夕日

    過去を断ち切り大店の女房となったおもんだが、夫への疑惑と秘密にしていた過去が彼女の人生に波紋を起こす。男と女の心理の襞を精緻な筆致で描く。

  • 殺すな

    小さな船宿のお抱え船頭だった吉蔵は駆け落ちした船宿の女将、お峯が自分の元を去りたいのではないかと思っていた。未練たっぷりの男を描く。

  • 吹く風は秋

    いかさま賭博師の弥兵は堅気になろうと決意し、6年ぶりに江戸の町に帰ってきた。しかし、既に江戸に自分の居場所はない。そんな折、おさよという女に出会う。

  • 氷雨降る

    懸命に働き、気がつけば家族の中に居場所を失った吉兵衛。古くからの馴染みの元で飲んだ帰り、大川橋の上でおひさという女性と出会う・・・そして。



商品コード : IS81212N06743
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