お経・御詠歌など仏教CD＆DVD | 京都 市原栄光堂

太宰治の代表作『走れメロス』『人間失格』を収録。
二面性を持つ太宰治の素顔の、『陽』の部分が色濃く出た『走れメロス』。そして『陰』。退廃的で人間の弱さや脆さを描いた太宰治最後の完成作である『人間失格』。
対照的な素顔を己の内に育んだ太宰治の魅力をぜひお味わいください。

走れメロス

【朗読】成瀬晋　【収録】約40分
人を信じられず民衆を苦しめる王を殺害しようとしたメロス。捉えられ処刑されそうになるが、妹の結婚式のため３日の猶予を願い出る。メロスの為、メロスの友・セリヌンティウスが身代わりとして人質になる。結婚式を終え、友のために必死で走るメロスだったが・・・。

人間失格

【朗読】大河内葉子　【収録】約292分
太宰治の自伝的小説とされる作品。大庭葉蔵は人と会話するのが苦手だったが、自分を偽り道化を演じる少年時代を過ごした。しかし中学を過ぎ、真実の発覚を畏れるあまり、友の薦めに応じ酒と煙草、女と左翼思想に耽溺。心中事件の末、自殺幇助の罪を問われることに。その後、葉蔵はさまざまな女性とかかわりを持つのだが…ついにはモルヒネ中毒となり…。