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【小説朗読CD】 夏目漱石 『 門 』（ＣＤ10枚組）
夏目漱石の代表小説『 門 』。
夏目漱石、『三四郎』『それから』と並ぶ夏目漱石・前期三部作の最終作に当たる。
主人公の名前などは違うが、前作『それから』の後日談だと言われている。
夏目漱石のこの『門』の連載終了後、胃潰瘍で入院、その後、修善寺の大患を経験し、『彼岸過迄』『こころ』など夏目漱石・後期三部作に繋がっていく。
朗読は、渡部龍朗氏。
親友 安井の妻、御米を奪い取った野中宗助。
罪悪感からひっそりと日々を送る夫婦だったが、宗助の弟小六が共に暮らすことになる。
遺産問題なども絡む小六との同居は気苦労も多く御米は寝込んでしまい、さらに行方不明だった安井の消息が届く。
罪悪感と恐怖で苦悩する宗助は救いを求め、鎌倉へ参禅するのだが・・・。
自らの欲望と倫理観、己の善悪の間で迷い、社会から逃れるように暮らす夫婦の苦悩や悲哀を切々と刻むように描き出した夏目漱石、渾身の秀作。
| 商品コード : IS81212N05426 |
| 価格 : 5,500円（税込） |
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