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【朗読】夏目漱石:小品/短編小説〜倫敦塔,薤露行,趣味の遺伝,琴のそら音,など7編(CD7枚組)

夏目漱石30代後半、小説家黎明期に書かれた短編小説や商品を朗読CD化。
イギリス留学時代の想い出やアーサー王伝説を由来とする『倫敦館』『カーライル博物館』『幻影の盾』『薤露行』や、当時の世相を反映した『趣味の遺伝』、ある日のふとした出来事を綴った『琴のそら音』、漱石自身が意味不明と記載した『一夜』の7編が収録されている。
 若き夏目漱石の世界をぜひお楽しみください。


【朗読】夏目漱石:小品/短編小説 収録内容


  • 倫敦塔

    イギリス留学中に見物したロンドン塔を題材に綴られる。イギリスの血塗られた歴史・・・薔薇戦争で叔父により殺害された二人の子供、在位9日で廃位され後に斬首されたレディ・ジェーン・グレイなど、幻想と現実が去来する。(1905年) 【朗読】藤田美穂


  • カーライル博物館

    夏目漱石がイギリス滞在中によく訪れたカーライルという歴史家の旧邸。その感想、思い出を書いているのだが、時折漱石にカーライルが乗り移ったかのような表現が展開される。(1905年) 【朗読】藤田美穂


  • 幻影の盾

    『まぼろしのたて』と読む。中世アーサー王時代の騎士物語、ウィリアムと夜鴉城のクララ姫の悲恋をテーマに、物語が展開する。(1905年) 【朗読】藤田美穂


  • 琴のそら音

    初期の夏目漱石に時折ある超自然現象を扱った作品。下宿の婆さんに死を知らせる鏡の話を聞かされた主人公。突然の雨や葬式行列、犬の遠吠えの変化に不安を感じ、病の婚約者を訪ねるのだが・・・。(1905年) 【朗読】黒河内雅子


  • 一夜

    夏目漱石自身が自著『吾輩は猫である』の中で「送籍という男が一夜という短編をかきましたが、誰が読んでも朦朧としてとりとめがつかないので・・・」と記した不思議な作品。連句遊びを小説にした、とも云われる。(1905年) 【朗読】藤田美穂


  • 薤露行

    『かいろこう』と読む。アーサー王伝説を題材にした作品で、円卓の騎士ランスロットをめぐる3人の女性の運命を描いている。『薤露』とは漢時代の挽歌が由来で、住みにくい世に生きる命の儚さを示す。(1905年) 【朗読】黒河内雅子


  • 趣味の遺伝

    日露戦争の出征兵士を題材に、旅順で戦死した「浩さん」の想い出を描く。浩さんの遺髪が埋葬された寂光院の墓に手を合わす美しい女性を手掛かりに人の縁の不可思議さに話が及ぶ。(1906年) 【朗読】黒河内雅子


商品コード : IS81212N02048
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