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【小説朗読CD】 夏目漱石 『 彼岸過迄 』(CD12枚組)

『 彼岸過迄 』は、夏目漱石が、一時危篤状態となった修善寺の大患後に、手がけた小説。
夏目漱石・後期三部作の第一作だが、デビュー作『吾輩は猫である』で用いられた短編を集め、一つの長編を構成する原点回帰の手法が用いられている。
知的であるがゆえに人生の途中で立ち止まり苦悩する自意識の強い男と、天真爛漫に一途な愛を注ぐ従妹との恋愛物語。
朗読は、窪田涼子氏。

大学卒業はしたものの職探し中の田川敬太郎は、友人の須永市蔵から、須永の叔父 田口を紹介され、一人の男を尾行する探偵を依頼される。
停車場で女と落ち合い、共に食事をする謎の男。
男は須永のもう一人の叔父で松本と言い、女は田口の娘、千代子であった。十二分な教育を受けながらも働かず、財産で悠々自適に生活する松本だが、
雨の日の来客中に愛娘を急死させた経験から、雨の日には誰にも会わないというのだった。
一方、須永と千代子は恋仲であったが、千代子の父、田口は結婚に反対しており、須永自身も結婚を望んでいなかった。須永の思わせぶりな態度や嫉妬に「あなたは卑怯だ」と責める千代子。
松本は、須永が結婚に踏み切れない理由をその出生の秘密にあると知り、須永に意見をする。須永は気持ちの整理をしようと旅に出るのだが・・・。

商品コード : IS81212N08432
価格 : 5,500円(税込)
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