お経・御詠歌など仏教CD＆DVD | 京都 市原栄光堂

縄文象嵌は、民芸陶器作家・島岡達三氏の数ある陶芸装飾技法のひとつである。島岡達三氏は民芸陶器（縄文象嵌）の重要無形文化財保持者で、縄文象嵌の技法は、 学校教材用の縄文土器のレプリカ制作時に思いつかれたという。組紐を器の表面に転がして押痕を作り、そこに化粧土を埋め込む象嵌技法で装飾する。長年にわたり、 民芸陶器の制作に携わられている島岡陶では縄文象嵌だけでなく、白掛、掛合わせ、掻落とし、ろう抜き、櫛目文、印文、流文、鉄砂、辰砂、呉須、赤絵、塩釉、 廃被、火欅、窯変など多様な技法で、個性的でありながら洗練された現代感覚にあふれた民芸陶器の制作に励まれている。
『地釉縄文象嵌壺』の制作工程を通じて、島岡達三氏と島岡陶の穏やかで温かい作風と人柄に触れて戴ければ幸いです。
教育映画祭　最優秀作品賞・文部大臣賞受賞：全37分収録。

民芸陶器・縄文象嵌〜島岡達三の地釉縄文象嵌壺の制作　収録内容

• 壺の成形（蹴ろくろを用いて）
• 縄文付け（縄文式土器にも使われた技法）
• 化粧土を盛る（象嵌用の白い土を盛る）
• 削り（文様の削り出し）
• 灰の準備・地釉を作る（釉薬に必要な灰の準備）
• 柄杓合わせ
• 施釉（くすり掛け）
• 窯詰め
• 焼成