身長195cmの巨体、柔道の全日本選手権者・・・柔道家・坂口征二のプロレス転向はまさに新時代を象徴する出来事だった。
そのニュースはプロレスファンやマニアックなスポーツ愛好家だけでなく、一般の人々にも衝撃を与え、プロレスが市民権を得る象徴的な出来事だった。2年にわたるアメリカ修行を終え凱旋帰国した坂口征二の第11回ワールドリーグ戦への参戦は、力道山、初代タイガーマスクに勝るとも劣らぬ一大ムーヴメントを巻き起こした。
本作では、新たに発掘された幻の試合フィルムも交えつつ、坂口征二に今だから話せる秘話の数々を語ってもらう。聞き手はプロレス評論家の草分け・流智美氏。全173分収録。
坂口征二〜昭和プロレスを飛翔した黄金の荒鷲〜
全米を飛び回った黄金の若鷲ストーリー
《対談》流智美 × 坂口征二
日本プロレス入門からロサンゼルス時代まで(1967年2月〜12月)
フロリダ州タンパでの修行時代(1967年12月〜1968年7月)
テキサス州ダラスからジョージア州アトランタまで(1968年8月〜1969年3月)
日本凱旋と第11回ワールドリーグでの大ブーム(1969年4月〜5月)
デトロイト/シーク王国でのトップ時代(1969年7月〜12月)
第12回ワールドリーグ戦とアマリロ、カンザス遠征(1970年4月〜1971年6月)
唯一残された若鷲時代の幻のフィルム発掘
坂口征二 vs ドン・サベージ(1970年2月 ロサンゼルス)
映像特典
NWA世界ヘビー級選手権試合
ルー・テーズ vs ハンス・シュミット(1953年1月16日 シカゴ)
ロッキー・ジョンソン vs ミスターX(1970年2月 ロサンゼルス)
※一部映像および音声上にマスターテープに起因するノイズ等がございます。現在では入手困難な映像ですので、そのまま収録しました。ご了承下さい。