大人気ドキュメンタリー番組「プロジェクトX〜挑戦者たち」から、ビジネス=商品開発や営業・販売などで世界に挑んだ作品を集めました。
敗戦国であった日本の製品は、最初は粗悪品の代名詞だったと言います。
弛まぬ努力により優れた商品を開発し、日本を、そして世界を駆け巡り、経済大国日本を作り上げた人々の活躍を追います。
各巻 1,900円(税別)
下段の選択欄からお好きな作品をお選びください。
82億食のカップ麺・どん底からの逆転劇
数々の困難を乗り越え開発したものの、食品問屋に相手にされずにいたカップヌードル。アイディア社長に率いられた若き社員たちの奮闘を描く。
完全国産・胃カメラ開発
敗戦間もない日本で、ガンを早期発見して一人で多くの人間を助けたいと願う医師たちと、斬新な発想と溢れんばかりの意欲を持つ町工場がスクラムを組み、胃カメラを完成させる。
セブンイレブン誕生・コンビニを作った素人たち
業界17位のイトーヨーカ堂の若手社員・鈴木敏文と清水秀雄はアメリカで新しいビジネス『コンビニエンスストア』を見つける。社運を賭けて、この新しい業態に取り組む彼らだが・・・
SUBARU360誕生・てんとう虫、町をゆく
昭和30年代、非常に高価だった自動車を庶民の足『マイカー』にした富士重工業の執念の作品『SUBARU360』。てんとう虫と呼ばれる4人乗り軽自動車が日本文化を変える。
日産フェアレディーZ・世界一売れたスポーツカー
スポーツカー世界一の140万台を売り上げた伝説の名車『フェアレディーZ』。日本製スポーツカーが世界的評価を獲得するまでの、知られざる自動車マンたちのドラマ。
ロータリーエンジン・廃墟からの夢のエンジン開発
ロータリーエンジンの量産を、世界で初めて成功したマツダ。原爆で家族を失った男たちが、成し遂げた開発のドラマ。
トランジスタラジオ・町工場、世界へ翔ぶ
「安かろう・悪かろう」と云われた戦後日本の工業製品。偏見を打ち破ったのはソニーが開発したトランジスタラジオだった。日本の再建を願う営業マンたちの奮闘を追う。
富士通の国産コンピューター開発・IBMに挑む!
「象と戦う蚊のようなもの」と一笑された富士通の初の国産コンピューター。しかし、このコンピューターこそがのちにNASAにも輸出され、巨人IBMの牙城を揺るがすことになる。
クオーツ、革命の腕時計・田舎工場が世界を制す
信州の小さな時計工場が挑んだ超小型化、超省電力への挑戦。いまや全世界の98%を占めるクォーツクリスタル腕時計に賭けた男の執念と、故郷への思いを追うドキュメンタリー。
シャープ 液晶表示装置開発・執念の対決
急速に進歩するIT革命に必須の『液晶』。米国大手企業でさえあきらめた、この装置の開発に取り組んだのは、何も知らない新入社員と、開発に失敗した技術者たちであった。
ステンレス流し台付公団住宅・妻へ贈ったダイニングキッチン
昭和30年代、年間30万人単位で増える首都圏への人口集中に対応するため、政府は日本住宅公団を設立。宝くじに当たるより難しいといわれた人気住宅に秘められた夫婦愛を追う。