お経・御詠歌など仏教CD＆DVD | 京都 市原栄光堂

2011年３月11日、日本を大規模な地震災害が襲った。
後に東日本大震災と名付けられた未曾有の大震災は、東北地方太平洋沖を震源とする地震と大津波により多くの人命と生活基盤を奪った。さらにこの地震に起因して福島第一原子力発電所では事故が発生。地域住民は我が家を追われるに至る。
　私たちが人間である限り、自然災害を完全に制御することはできない。私たちが生き続ける限り、自然災害は目立たずともいつも隣にいる。私たちができることは、唯一、もしものときの準備をすることだ。物資、避難経路、被害を最小にする防御手段、そして心の準備・・・。東日本大震災・福島第一原発事故を経験し、今現在もその被害に立ち向かい、懸命に生きている人々の証言を収録した貴重なインタビュー映像集。大震災の真実と、そこで生きる人々の真実をぜひ心に遺してください。

遅れてきた大津波

震源から遠く離れたにありながら、この千葉県旭市では、東北の被災地にも匹敵する被害を受けた。地震発生から２時間半以上が経過してから押し寄せた大津波が、海岸沿いの飯岡地区を飲み込んだのだ。沖合で複数の津波が重なったうえに海底の地形も絡んで巨大化したと思われるが、実は一度避難したものの安心と判断し、家に戻ったがために巻き込まれた人たちが少なからずいた・・・。（43分）