お経・御詠歌など仏教CD＆DVD | 京都 市原栄光堂

　1945年、ナチス・ドイツの占領から解放されたデンマーク。しかし海岸線にはドイツ軍が埋めた無数の地雷が眠っていた。デンマーク軍はこの地雷の除法をドイツ兵捕虜を使って行うことを決定。多数のドイツ兵捕虜を海岸線に集結させた。
　地雷除法作業の監督を命じられたラスムスン軍曹は、終結したドイツ兵捕虜全員が地雷を扱った経験がほとんどない、15歳〜18歳の少年兵であることに驚くが、容赦ない暴力と罵声で彼らを地雷除法作業に駆り立てる。祖国に帰る日を夢見て、過酷な任務に取り組む少年兵たち。しかし飢えや体調不良、なにより地雷の暴発が、少年の兵の命のともしびをひとつ、またひとつと消し去っていく。ナチス・ドイツを激しく憎み、少年兵たちの過酷な運命も当然と考えていたラスムスンだったが、見知った少年が一人、また一人と命を失う姿に、自分たちのしていることが正しいのか、戦争の罪を少年たちに償わせていることが正しいのか、彼もまた激しく苦しむ。　やがてラスムスンは、帰郷を願う少年たちの思いをなんとしても叶えてやろう、と誓うのだが・・・その先には思いがけない苦難が待ち受けていた・・・。