お経・御詠歌など仏教CD＆DVD | 京都 市原栄光堂

丈夫さと保存性の高さで知られる和紙は、コウゾや雁皮、三椏などの樹皮から作られる。コウゾは丈夫さを、雁皮は薄さと光沢、三椏は緻密な繊維を和紙に与え、紙幣などに用いられる質の良さを生み出している。
　和紙は紙幣だけでなく、書道半紙や障子紙として用いられ、数々の伝統工芸品やさまざまな伝統技能を支える存在でもある。
　1000年にわたり、記録を残し続ける和紙の魅力と可能性を、ドキュメンタリー映画にてお楽しみください。『匠の世界〜極める』より。約50〜60分収録。

本美濃和紙〜１枚を念ずるがごとく（本美濃紙保存会）

日本最古の紙は、紀元702年の美濃紙で作られた戸籍用紙と言われます。天地（縦）方向だけでなく、左右の横揺りも行う美濃紙は、繊維にムラがなく整然と美しく漉き上げられる。今に続く美濃和紙の技術を収録。

石州和紙〜今に生きる手漉和紙（石州半紙技術者会）

1300年を経てもほとんど変質せず、情報を伝える正倉院の和紙。島根県那賀郡三隅町で漉かれる石州半紙が用いられている。腰が強く、やや黒いが光沢のある紙肌が石州半紙の製作工程を克明に記録する。