日本の陶磁器は、平安時代から続く六古窯(瀬戸焼、常滑焼、越前焼、信楽焼、丹波立杭焼、備前焼)や美濃焼のもとに成熟し、安土桃山時代に茶道の深化とともに花開き、江戸時代に爛熟し、明治に中国や西洋の技術も取り入れ、工夫を極めたといわれる。素朴な瓦や民間窯から、贅をつくした色絵磁器まで、土と手の技、陶芸・陶磁器の手技を精妙に記録した伝統工芸ドキュメントの名シリーズ。『匠の世界〜極める』をDVD化。 約50〜60分収録。
鉄釉陶器〜1300度の炎を操る(清水卯一)
中国宋代に伝わった陶芸・鉄釉陶器。鉄分の多い釉薬を塗り、火加減や鉄の酸化還元作用によって微妙な色合いを出す陶器だ。比良山の土と鉄釉薬原料の発見より、清水卯一氏が考案した名工の技術をご照覧。
備前焼〜緋の景色 土と炎のシンフォニー(山本陶秀)
備前焼の山本陶秀氏の技を追う。釉薬を用いず、長時間焼成することで現れる窯変という自然の模様が魅力の備前焼。名工の轆轤引きから、15日間焼き続けられる窯場までを紹介。窯場の秘技「炭入れ」は必見。
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