お経・御詠歌など仏教CD＆DVD | 京都 市原栄光堂

日本の木工芸、竹工芸の歴史は古い。正倉院には多くの木製品や竹楽器、竹細工が保存されている。豊かな森林・竹林に恵まれた日本では、建築、生活道具やインテリア、音楽や絵画、書、すべてのジャンルにおいて木工・竹工が欠かせなかった。平安時代以降、日本文化を牽引した京都が周囲を山に囲まれ、かつ竹の産地としての風土に恵まれていたことも大きな要因だったろう。
　世界最高峰といわれる日本の木工芸、竹工芸の伝統技能、伝統工芸を今に残す記録ドキュメント、ぜひお楽しみください。『匠の世界〜極める』より。約50〜60分収録。

木象嵌〜彩りをかざる（秋山逸生）

堅い木地に、金属、貝や象牙、木や竹などをはぎ合わせ、嵌め込んで模様をつくる木象嵌。木目の変化に調和させつつ、浮かび上がらせる金属や貝の光、竹木の彩りが、より繊細な絵画表現をつくり出す。秋山木象嵌の神髄を伝える。

能面製作修理〜能の心を打つ（長沢氏春）

京都壬生狂言の古面修理、平泉中尊寺の古面修理を手がけた、長沢氏春氏。最も得意とされる女面「小面」製作に、木取り、粗彫り、小作り、彩色、古色づけと、名匠の絶妙な技巧と秘術、能面追求の苦心を追う。