輪島塗や京漆器、江戸漆器に津軽塗など日本の伝統工芸の中でも評価が高い漆器・漆芸。縄文時代から続く漆器は、木や紙などに漆(うるし)を塗り重ねて製作する。
漆塗の器物は丈夫で長持ちすることで知られるが、蒔絵や沈金、彫漆などさまざまな工芸技法を駆使することで絢爛豪華な美術工芸品にも昇華する。
漆かきや漆漉しなど、漆芸・漆器製作を支える基盤技術も収録された漆芸ドキュメントのDVD化。テレビドキュメント『匠の世界〜極める』より。約50〜60分収録。
輪島塗・輪島漆器〜奥能登、風雪に生きる(輪島塗技術保存会)
500年余りの歴史をもつ輪島塗。 華やかな蒔絵や沈金で飾られる輪島塗は堅牢さでも高い評価を得ている。輪島漆器の多彩な漆芸技術を輪島漆技術保存協会の仕事を通じて、紹介する。
漆刷毛製作〜甦る女の髪(八世泉清吉)
漆職人の腕を生かすも殺すも漆刷毛にかかっている。八世・泉清吉は牛や馬の毛で代用せず、上質よされる人毛・特に油分を抜いた女性の毛にこだわる。上質の漆刷毛で漆芸を支える名人芸を記録。
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