さまざまな仕事が存在する現代社会。業務内容の高度化や精密化が進み、熾烈な競争や成果主義が進む中、各分野での一流の仕事、プロフェッショナルが求められるようになった。
本ドキュメント映像は料理人や調理師の仕事、特に京菓子司、パティシエ(洋菓子職人)、茶を仕上げる茶師、日本酒を造る杜氏、ウイスキーブレンダーの仕事をテーマに、現在活躍中の一流の仕事人のプロフェッショナルな仕事を徹底的に掘り下げ、仕事の奥深さ、醍醐味を伝える。自分の存在価値を問い続けるプロたちの、仕事と生き方への確固たる流儀をご覧ください。
※ 『NHKプロフェッショナル・仕事の流儀』より
各巻 3,500円(税別)
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ウイスキーブレンダー 輿水精一
優等生では面白くない
熟成されたウイスキーの原酒をブレンドし、理想の酒に仕上げるウイスキーブレンダー。25年ものの最高級ウイスキー作りに挑む輿水精一。果たして、個性を生かした新しいウイスキーは生み出されるのか?
杜氏 農口尚彦
魂の酒、秘伝の技
「日本酒の神」と呼ばれる日本の酒造りの最高峰、杜氏・農口尚彦、77歳。この道61年。最高の酒を生むための壮絶な苦闘、覚悟の大吟醸造りに密着する。
茶師 前田文男
一葉入魂、本分を尽くす
茶葉の特徴を見抜き、ブレンドし、最高の味を引き出す茶師。史上初の十段を得た前田文男の仕事に密着する。新茶のシーズン最盛期、茶師の意地をかけ、茶作りに挑む前田の仕事の流儀に迫る。
パティシエ 杉野英実
当たり前が一番難しい
「今日よりも明日、明日よりも又次の日…永遠の未完成でいたい」ケーキ職人 杉野英実氏は語る。毎日、手を抜かず、当たり前の当たり前のことをやりつつ、日々、進歩し続ける、プロの厳しさを語る。
京菓子司 山口富蔵
古都の雅、菓子のこころ
茶道の家元たちや、京都の神社仏閣から絶大な信頼を集める京菓子の匠・山口富藏。祇園祭で賑わう夏の京都で、源氏物語の「夕顔」をテーマにしたオリジナルの茶菓子作りに挑む。
菓子職人 桑田ミサオ
年間5万個の笹餅。餅ばあちゃんの物語
津軽半島に年間5万個の笹餅を作り続ける93歳の餅ばあちゃんがいる。山に分け入り笹の葉を摘み、小豆から全て手作りで絶品のお餅を作る。“10本の指は黄金の山”という母の言葉を胸に、優しいお餅を作り続ける餅ばあちゃん。仕事とは?人生とは?幸せとは? 餅ばあちゃんの物語。