お経・御詠歌など仏教CD＆DVD | 京都 市原栄光堂

幕が上がると、劇中劇「公平法問諍」最大の見せ場。ところが！
酔っ払いが舞台にケチをつけ、それを止めた男に、酔っ払いの主人が絡みつく。
見るに見かねた男伊達、すくっと立ち上がる。
「人は一代、名は末代」
水際たった男気でその場をまとめて引き上げる。
これぞ、その名も高し幡随（院）長兵衛（松本幸四郎）なり。
一部始終を見ていた男が桟敷にあり。
旗本 白柄組の頭領 槍の名手 水野十郎左衛門（尾上菊五郎）。
切りかからんとする朋輩を押し止め、覚えておくぞと言い残す。

祭りの日、幡随（院）長兵衛の家に「仲直りの宴｣を催したいとの水野十郎左衛門の使者あり。
何かたくらみがあるに違いない、止めようとする子分たち。
しかし長兵衛、恐れて逃げたとは言われたくないと、女房子供に永の別れを告げ、早桶（棺桶）準備を子分に言いつけ、出かけ行く。
はたして、事の顛末は！！

有名な幡随（院）長兵衛と水野十郎左衛門の確執。
男の意地と覚悟の凄まじさをドラマチックに描いた世話物の名作を、松本幸四郎、尾上菊五郎、中村芝翫ら名優の演技でお楽しみいただきます。
「殺すも惜しい」心意気、ぜひ味わってください。約92分収録

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昭和63年６月　歌舞伎座

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解説の副音声は、日本語と英語に切り替え可能。
字幕は、台詞・歌詞と英語字幕の切り替え可能。

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