お経・御詠歌など仏教CD＆DVD | 京都 市原栄光堂

今、東京で大人気の若手講談師・神田松之丞の講談集。
まだ若手というものの切符がよく、自信に溢れた語り口。お客さんを講談の世界に引き込んでいく間合いのよさ、講談のおもしろさや物語の歴史的背景や聴き処をさりげなく伝えるマクラなど、講談ファンだけでなく落語好きの方や歴史物語を好きな人にもお薦めしたい作品だ。 確かに歴代の講談師のように独特の言い回しやリズムはないのだが、とにかく面白い。聴くドラマだと思う。
講談は500以上の演目があると云われるのだが、今回はその中から『赤穂義士伝』1作と、『天明白浪伝』２作、さらに神田松之丞自身が奔放に自らを語る『松之丞・ひとり語り』を収録。 『赤穂義士伝』数ある中から、荒川十太夫という討入事件の後日談をＣＤ収録演目に選んだのが心憎い。神田松之丞の心意気を感じさせる一作。

神田松之丞の講談　収録内容

• 天明白浪伝・首無し事件（50分53秒）
• 天明白浪伝・金棒お鉄（31分39秒）
• 赤穂義士伝・荒川十太夫（36分37秒）
• 神田松之丞のひとり語り（15分55秒）