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神田伯龍・講談全集『小猿七之助』通し全編収録(CD7枚組)

講談の名作、神田伯龍の『小猿七之助』を全話収録したCD全集。
『小猿七之助』は、河竹黙阿弥の白浪歌舞伎『網模様燈籠菊桐』の通称だが、黙阿弥の元ネタは乾坤坊良斎の講釈『網打七五郎』と聞くので、本家帰りの一作と云える。 悪党の魅力と、人生の流転、因果応報の断りを綴る世話物の大作を、五代目・神田伯龍が語ります。伯龍が病を得る前=2002〜2004年の音源を元に構成しており、神田伯龍黄金期の声でお楽しみいただけます。
 鯔背な悪党・七之助と、その女房となった江戸随一の芸妓・お滝の、波乱万丈・因果応報の物語。ぜひお楽しみください。


神田伯龍・講談全集『小猿七之助』通し全編収録 あらまし


  • 網打七蔵

    一艘の渡し舟。網打ち七蔵(七之助の父)との博打で店の金まで取られた幸吉。返してほしいと掛け合うが相手にされず、永代橋から身投げをする。(54分37秒)

  • 永代橋・網打因果噺(一人船頭・一人芸者の段)

    深夜、帰りを急ぐ一艘の舟。船頭・七之助が江戸一の芸妓・お滝を乗せている。一度は幸吉を助けるが、身投げの原因が吾が父・七蔵と聞き・・・。一部始終を目撃したお滝をも手にかけようとする七之助だったが・・・。(53分43秒)

  • 奥州白川落

    七之助の子を身籠ったお滝。七之助は、追剥をした侍を襲い百三十両を奪い、お滝の家へ向かう。待ち受けた捕り方に囲まれるが、脱出に成功。湯島の仙右衛門の紹介で奥州白河へ向かうことになる。(43分29秒)

  • 花川戸の邂逅

    江戸へ舞い戻った七之助。旧知を訪ねるが既に母は他界し妹は行き方知れず。訪ね歩いた末、花川戸の楼主の元でお滝と息子の捨松と再会するが、捨松を捨て子にし、夫婦は再び草鞋を履くことに。(45分49秒)

  • 雪の水茶屋

    首吊りしようとした与力の息子を助けた七之助とお滝。与力の目こぼしで芝の神明様の境内で茶屋を開くが、お滝の養母おかくが現れる。偶然再会した実子・八蔵と共に七之助殺害を画策するおかくだったが・・・。(55分53秒)

  • 化物伊勢屋

    おかくと八蔵を返討にし、上方へ逃亡した七之助。三年ぶりに戻った江戸で、失明し按摩になっていた妹・お幸と、騙され女郎に売られていたお滝と再会する。(60分22秒)

  • 南馬場の一幕

    お幸と七蔵の元に幸吉の父・幸右衛門が現れる。幸右衛門は幸吉の祟りで失明したお幸を不憫に思い養女に引き取るという。安心して死を選ぶ七蔵。七之助は自主をし、三宅島に遠島。そしてご赦免の日・・・。(37分30秒)


  • おまけ『小猿七之助・永代橋』

    1968年8月15日。神田伯龍(当時は伯治)が立川談志にホンイキで稽古をつける様子を収録。


★ 別CDに収録の神田伯龍『網打七蔵』『永代橋』『網打因果噺』とは別テイクとなっています。

商品コード : IS81212N05093
製造元 : 日本国
価格 : 7,700円(税込)
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