お経・御詠歌など仏教CD＆DVD | 京都 市原栄光堂

　アメリカの国立公文書館ＧＨＱ機密資料の中には、原爆被害の実態を調べた181冊の原爆被害調査報告書が眠っている。
200人を超す日本人被爆者を解剖し、放射能による影響を分析したもの・・・。子供たちが学校のどこで、どのように死んだのかを詳しく調べたもの・・・。 さまざまな角度から原爆被害の実態を伝える、生々しい報告書は、1300人を超える日本の調査団によってまとめられた。 そして、当時、日本に生き残っていた優秀かつ貴重な医師や科学者が参加し、制作されたこの大切な資料は、 被爆者の治療などに活かされることなく、原爆の効果を知りたがっていたアメリカへと手渡されていた。
本ドキュメント映像は、原爆投下から65年目にして初めて、181冊の報告書すべてを入手したNHKが、調査にあたった関係者などへの取材を行い、 原爆被害調査報告書の背後にある日米の知られざる思惑と向かい合った作品だ。報告書に埋もれていた原爆被害の実際に迫るとともに、 戦後、日本がどのように被爆の現実と向き合ってきたのか検証する。 全54分収録