お経・御詠歌など仏教CD＆DVD | 京都 市原栄光堂

歌舞伎の仮名手本忠臣蔵が海外でも大当たりし、注目が高まる『忠臣蔵』。お取り潰しとなった芸州赤穂の元藩士四十七名が、 旧主・浅野内匠頭の恨みを晴らそうと、高家・吉良上野介邸に討入った復讐譚。歌舞伎、文楽の演目になっただけでなく、講談や浪曲、映画や大河ドラマまで 多くの作品が遺されている。
　本作では講談、浪曲、義太夫（文楽の音曲）、さらには歌謡曲や民謡になった忠臣蔵の魅力を楽しんでもらおうという企画。それぞれの芸能が如何に忠臣蔵の見せ場を 伝えているか、お楽しみください。忠臣蔵の物語に込められた日本人の精神美を感じてもらえれば、なによりです。

古典・忠臣蔵〜義太夫、浪曲、講談、歌謡で聴かす赤穂浪士　収録内容

忠臣蔵を講談で楽しむ

• 講談　堀部安兵衛婿入り　『忠臣蔵義士銘々伝』より

  【 五代目・宝井馬琴 】　高田馬場の仇討で名を挙げた剣豪・中山安兵衛。赤穂藩士・堀部弥兵衛はぜひともこの安兵衛を婿にし、家を継がせたいと乗り込むのだが・・・。

• 講談　殿中刃傷田村邸切腹　『忠臣蔵義士銘々伝』より

  【 六代目・一龍斎貞丈 】　度重なる奸計に耐えかね、饗応指南役・吉良上野介に凶行に及んだ赤穂藩主・浅野内匠頭。幽閉された田村右京太夫の館にて切腹を命じられる。

忠臣蔵を浪曲で楽しむ

• 浪曲　天野屋利兵衛　

  【 二葉百合子 】　仇討の支度を進める赤穂藩所縁の商人・天野屋利兵衛だが、役人に捉えられ、拷問にかけられる。さらに七歳の息子も捕えられ・・・。【詞章つき】

• 浪曲　南部坂雪の別れ　『忠臣蔵・雪月二枚屏風』より

  【 初代・真山一郎 】　仇討を控えた大石内蔵助は亡君の妻・瑤泉院に暇乞いに訪れるが、吉良の間者と思われし者がおり、一計を案ずるのだった。【詞章つき】

• 浪曲　刃傷松の廊下　『忠臣蔵・雪月二枚屏風』より

  【 初代・真山一郎 】　吉良上野介の度重なる奸計により恥をかかされた浅野内匠頭は、怒りを抑えきれず、儀式直前、前代未聞の凶行に及ぶ・・・。【詞章つき】

• 浪曲　山科の別れ（おかる）　

  【 二葉百合子 】　山科で妾のおかると過ごす大石内蔵助だが、終に旅立ちの日を迎える。別れに際し、おかるはお腹の子供のため、内蔵助にお願いをする。【詞章つき】

忠臣蔵を義太夫で楽しむ

• 義太夫　三段目 足利殿松の間の段　『仮名手本忠臣蔵』より

  【 八世・竹本綱太夫 】　塩谷判官（=浅野内匠頭）が高師直（=吉良上野介）に斬りつける刃傷の場を語る。歌舞伎・仮名手本忠臣蔵の名場面が甦ります。

• 義太夫　七段目 祇園一力茶屋の段　『仮名手本忠臣蔵』より

  【 八世・竹本綱太夫 】　京都・祇園で放蕩三昧の大星由良助（=大石内蔵助）。その真意を確かめに敵・高師直に内通する元家老・斧九太夫（=大野九郎兵衛）が現れる。煙に巻こうとする由良助だが、九太夫と、藩士の許嫁から遊女に零落したおかるに密書の内容を知られてしまう。仇討の大志を隠そうとする由良助だが・・・。

忠臣蔵を歌謡曲で楽しむ

• 歌謡曲　ああ忠臣蔵　【 初代・真山一郎 】
• 民謡　秋田小原節（赤穂浪士入り）　【 小野花子 】
• 歌謡曲　赤穂浪士　【 二葉百合子 】
• 歌謡曲　天野屋利兵衛は男でござる　【 三橋美智也 】
• 歌謡曲　大石忠臣蔵　【 初代・真山一郎 】
• 歌謡曲　おかると勘平　【 春日八郎 】
• 歌謡曲　お軽可愛いや　【 三橋美智也 】
• 歌謡曲　神崎東下り　【 三橋美智也 】
• 歌謡曲　元禄さくら踊り　【 三橋美智也 】
• 歌謡曲　元禄忠臣蔵〜大石りくの生涯〜　【 二葉百合子 】
• 歌謡曲　笹売り源吾　【 三橋美智也 】
• 歌謡曲　忠臣蔵の唄　【 三橋美智也 】
• 歌謡曲　徳利の別れ　【 三橋美智也 】
• 歌謡曲　刃傷松の廊下　【 初代・真山一郎 】
• 歌謡曲　播州赤穂城　【 春日八郎 】
• 歌謡曲　雪の泉岳寺　【 三橋美智也 】