お経・御詠歌など仏教CD＆DVD | 京都 市原栄光堂

戦前から戦後まもなくまで語り継がれてきたと思われる節談説教２作をＣＤ化。
現在の価値基準や文化では、心情的に理解されない部分や嫌悪を覚える部分（特に『力証和上のご教化』）もあろうかと存じます。ただ、この節談説教で語られる物語はまったくの創作ではなく、このような犯罪や差別が実際にあり、生活や肉体的被害に加え、心の損傷がいかに厳しかったか。少なからぬ人々がそのような境遇でも、みほとけの慈悲を頼りに生き抜こうとしたことに思いを馳せていただければと存じます。
不適当な表現、言葉遣いが数多くございますが、オリジナルを尊重し、そのまま収録されております。予めご理解、ご了承ください（ご不快を感じそうな方はご購入をご遠慮ください）。

節談説教・博多萬行寺名月談 / 力証和上のご教化　あらすじ

• 節談説教・博多万行寺名月談

  博多の萬行寺さまに伝わる遊女・名月の物語を節談説教で語る。備中の美しき武家娘・お秋は、その美貌ゆえに父、許嫁、母までも失い、自らは騙されて遊郭に売り飛ばされる。人生に絶望し、苦しみぬいたお秋改め遊女の名月は、みほとけの慈悲に出逢うのだが・・・。

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• 節談説教・力証和上のご教化

  讃岐のお寺に布教に参られた力証和上。３日間のお説教をされるのだが、そんな中、天候が突然崩れる。ご同行が慌てる中、一人の身体が不自由なこじきが雨を避けようとお寺に飛び込んできた。その表情に、虐げられ、うちひしがれた人間の絶望ともあきらめともいえそうな何かを感じられた力証和上は切々とお話を始められるのだが・・・。『御文章・聖人一流章』拝読付。