お経・御詠歌など仏教CD＆DVD | 京都 市原栄光堂

　日蓮聖人（日蓮上人）の主著『立正安国論』の原文読み下し文とその現代語訳、さらに解説を行った斎藤信雄氏の書籍の朗読ＣＤ。
　鎌倉時代中期、元寇のほぼ10年前に日蓮聖人が、時の執権・北条時頼に寄稿した文書である。当時は天災が相次ぎ、 民衆の暮らしは塗炭の苦しみの中にあった。日蓮聖人は、法華経（妙法蓮華経）こそ仏教の正法と見定め、法華経を中心に据えることで（立正）、国を安んじる（安国）ことができると論じた。
　名前などはよく聴くがあまり読む機会がない『立正安国論』を、在家日蓮宗浄風会教学院研究員・斎藤信雄氏が読み解いた作品です。ぜひお聴きください。

日蓮聖人『立正安国論』原文と現代語訳、解説　収録内容

• はじめに
• 現代語訳・立正安国論
• 《第一問答》 災難の原因について語り合う
• 《第二問答》 災難の原因を経典に求める
• 《第三問答》 謗法の実情について問答する
• 《第四問答》 謗法の人と法について問答する
• 《第五問答》 災難の実例について問答する
• 《第六問答》 上奏することの是非について問答する
• 《第七問答》 災難の対策について問答する
• 《第八問答》 謗法の禁断について問答する
• 《第九問答》 謗法の退治と立正安国について語る
• 《第十問答》 客の領解
• 原文読み下し・立正安国論
• 《解説》 現代と『立正安国論』の時代