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《人形劇アニメ》死者の書:折口信夫×川本喜八郎(DVD)
人形劇『死者の書』は、釈迢空こと民俗学者の折口信夫の原作を、日本の人形劇アニメの第一人者・川本喜八郎氏が脚本・監督で映画化した作品。奈良県葛城市當麻寺に伝わる当麻曼荼羅伝説を元に執筆された『死者の書』は、阿弥陀浄土曼陀羅の起源を通じて、古代日本の死生観や文化、現代日本に綿々と受け継がれる日本的価値観を描き出します。
本作は人形劇です。しかし本当の人間が演じるのではなく、人形の微妙な表現を重ねて表現することでこそ、より真実に実感できる人間の内面が浮かびだされる、能の面にも通じる真理を感じていただくことができるでしょう。川本喜八郎の渾身の名作をぜひお味わいください。全70分収録。
平成17年度文化庁メディア芸術祭・アニメーション部門優秀賞受賞
第17回ザグレブ国際アニメーション映画祭・長編部門審査員特別栄誉賞受賞
人形劇アニメ 『 死者の書 』 あらすじ
八世紀中頃の平城京、大貴族・藤原南家の姫・郎女(声:宮沢りえ)は仏教に深く帰依する女性であった。
ある春分の日、父から渡された『称讃浄土経』を一心に写経していた郎女は、二上山の一面に映える夕日の中に尊貴な人の姿、俤びとの姿を見かける。 千部の写経を終え、俤びとに誘われるように、二上山の麓、當麻寺を訪れた郎女は、語り部の媼(声:黒柳徹子)から、50年前に非業の死を遂げた天武天皇の長子・大津皇子(声:観世銕之丞)の話を聞かされる。大津皇子は死の直前に見かけた女性、耳面刀自に一目惚れをし、亡霊となったのだという。耳面刀自は郎女の曽祖父の妹にあたる女性だった。皇子の亡霊と俤びとが重なった郎女は、俤びとが肌もあらわに寒そうとしているのを思い、身を追おう衣を作ろうと、ひたむきに祈りながら、蓮の糸で布を織りあげていく・・・そして・・・。
商品コード : IS81212N09120 |
製造元 : パイオニア |
価格 : 4,180円(税込) |
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