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【天台宗】伝教大師・最澄全集:現代語訳版 権実諍論篇《3》(書籍)
日本の天台宗開祖、伝教大師最澄の全著作の現代語訳版の第1集。本シリーズは、伝教大師1200年御遠忌記念として出版され、最澄の全著作(概ね真作と裏づけられる作品)を網羅している。現代語訳は仏典研究と翻訳の権威である大竹晋先生が担当された。
この『最澄全集 権実諍論篇《3》』には、中国における法相宗の基『成唯識論掌中枢要』に反論する『通六九証破比量文』、最澄が送った想定問答集に対する徳一の反論にさらに反論する『決権実論』、南都六宗の超克を宣言する最澄畢生の書『法華秀句』(巻上、巻下)、を執筆年順に掲載。三一権実諍論は最澄の死後も続き、150年後の西暦963年、応和宗論まで続くことになる。
天台宗のご宗門、檀家だけでなく、仏教に興味や関心のある多くの方にお読みいただきたい作品です。
A5判 / 全481ページ
伝教大師・最澄全集:現代語訳版 権実諍論篇《3》 掲載内容
- (凡例 /『最澄全集』を読む基礎知識)
- 通六九証破比量文 決権実論
- 法華秀句・巻上
- 法華秀句・巻下
- (解題 / 原文校訂)
- 【附録】『法華去惑』(『法華去惑』にあって『守護国界章』巻中にない文)
- 【附録】円珍『辟支仏義集』から回収される賓『助照法華融文集』逸文
- 【附録】非最澄著作から回収される徳一著作逸文
- 総索引
商品コード : IS81212N11006 |
価格 : 8,140円(税込) |
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