お経・御詠歌など仏教CD＆DVD | 京都 市原栄光堂

禅宗/現代の名僧 『禅僧が語る仏教の教え・第一集』

• 愚の如く （道前慈明老師）

  永源寺派第13代管長、永源僧堂師家、道前慈明老師のお話。もともと科学者をめざし京大に進学した老師が出家された理由。多くの老師の元で学ばれた若き日のことから、雲水を指導する立場として、雲水には何を学んで欲しいか、どうあって欲しいか。悟りとはなにで、悟ったらどうなるのかなど。また、老師ご自身が、禅の修行で会得されたこともお話しいただきます。（全37分）
   

• 王道を歩め （嶺興嶽老師）

  妙心寺派第34代管長、徳源僧堂師家、嶺興嶽老師のお話。松山萬蜜老師と出会い、僧侶の道を決意された老師。松山老師との修行時代や、ご自身の若者との向き合い方、一足早かったパソコンの導入、中国禅宗祖塔への参拝など。松山老師から受け継がれた『王道を歩め』の言葉をキーに、私たちがどう生きるか、逃れられない「死」についてもお話いただきます。（全55分）
   

• 精一杯生きよう （横田南嶺老師）

  大本山円覚寺派管長、円覚僧堂師家、横田南嶺老師のお話。２歳で祖父を、同級生を白血病で失い、幼い頃から「死とは何であるか」が考えられることがあった老師。 常に我々と同じ目線でわかりやすくお話しくださいます。円覚寺興隆の土台を作られた歴代管長や老師の話も交えつつ、「導くというより、一緒に雲水と修行をしている」という僧堂での修行の日々をお話いただきます。（全55分）
   

• 鬼手是仏心 （小倉宗俊老師）

  妙心寺派第35代管長・瑞泉僧堂師家、小倉宗俊老師のお話。教師をめざしたものの、学園紛争の中、得度された老師。大学卒業後、白隠禅師の古道場・龍澤僧堂に掛搭。瑞泉寺再掛搭の後、松田正道老師に嗣法されました。修行生活や老師方の教え、僧堂師家として若い雲水達と向き合われる日々。多くの経験と広い視点に裏打ちされたお話は、私たちの指針になることと存じます。（全46分）
   

• 擔雪埋井 （河野太通老師）

  妙心寺派第33代管長・大衆禅堂場師家、河野太通老師のお話。『擔雪埋井』は、井戸を雪で埋めようとしても、努力は水泡に帰すであろう、という意味ですが、禅語では違う味わいを持ちます。阪神淡路大震災の後、ボランティア活動に可能性を見出された老師は、だれもが禅を体験できる場として大衆禅堂を開かれました。『擔雪埋井』を手掛かりに、今を生きる指針をお示しくださいます。（全55分）
   

• 一筋がよし寒椿 （東海大光老師）

  妙心寺派第32代管長・梅林僧堂師家、東海大光老師のお話。表題の「生きることは一筋がよし寒椿」は、映画監督・五所平之助が若き日の山田五十鈴に贈った句です。この句を手掛かりに、長崎での被爆体験や僧堂時代の修行生活も交え、80歳を超えられたインタビュー当時の心境を語られます。ともすれば長命が苦になる現代社会に、新しい道、無限の可能性を示してくださるお話です。（全50分）