浄土真宗のみ教えを伝える仏教物語紙芝居4作セット。大きな画面で、臨場感たっぷりに演じる紙芝居は、きっと子供たちの心に残るはずです。今はなんのことかわからない物語も、子供たちが少しづつ経験を積み、成長すると共にどこか心の支えになっていく、そんな仏さまのお話です。制作は真宗大谷派青小幼年センターさまです。
紙芝居の寸法(各作品): 26.5cm × 38cm × 12枚
【紙芝居・身替名号】阿弥陀さまのたんこぶ
ある日、暴れん坊の権太が、念仏おばばの家に忍び込む。盗みをしようとしたところ、とんでもないことが起こる・・・!
『歎異抄』を遺したという唯円坊が、親鸞聖人の教えを聞くに至った経緯を伝える伝説『報仏寺の身替り名号』をモチーフにした物語。12枚構成。
【紙芝居・板敷山】親鸞さまと山伏弁円
親鸞聖人がやってきたのは、荒くれ者の山伏・弁円が勢力をふるう村。弁円の祈祷を頼りにしていた村人たちだが、次第に親鸞聖人の念仏の教えに惹かれていく。弁円は、村人たちの心変わりを止めようと、親鸞聖人を殺そうとするのだが・・・。
親鸞聖人の御生涯を偲ぶ『御伝鈔』でもなじみ深い、親鸞聖人と山伏弁円との『板敷山』のエピソードを紙芝居にした作品です。12枚構成。
【紙芝居・大蛇済度】龍神池と親鸞さま
当時、龍神は雨の神、水の神として怖れ、崇められていた。龍神に生贄として村の娘を差し出すように命じられた村人たち。村を訪れた親鸞聖人は龍神に立ち向かうが・・・。
日本各地に残る『大蛇済度』。親鸞聖人が生きられた鎌倉時代。日本全国が日照り続きで水不足に苦しめられたという事実を背景に、村人たちと生活を共にし、苦労を分かち合われた親鸞上人の伝説をモチーフにした物語。12枚構成。
【紙芝居・二河白道】親鸞さまと白い道
ある吹雪の日、親鸞聖人とその一行は一晩の宿を探していた。ご聖人らが訪ねた家の主人・甚右ヱ門は「人に親切にしたって、ろくなことがない」と親鸞聖人たちを追い返す。その夜、甚右ヱ門は、怪物たちに襲われ逃げていく夢を見るのだが ・・・。
目の前に火の河、水の河。追い詰められた私たちは、目の前に続いていた真っ白いひとすじの道に気づく。『二河白道のたとえ』をモチーフに、仏教を教えを伝える有名な物語。12枚構成。