お経・御詠歌など仏教CD＆DVD | 京都 市原栄光堂

手足なき身にしあれども
生かさるる
今のいのちは尊かりけり

この歌を詠まれた中村久子女史は、四歳のとき突発性脱疽のため両手両足を切断、
お母様の必死の看病で視力は回復したものの、苦難の人生を歩まれました。
しかし彼女はその人生において、子供を生み、育て、自らの力で生活の糧を得、
人間としての誇りを失うことなく、74年の人生を、まさに生き抜かれました。

三重苦の人、ヘレンケラー女史に口で縫った人形を贈り、
「私より不幸な人、そして偉大な人」と讃えられた中村久子女史を支えたものが何だったのか。
健常者、障害者を超え、人として生まれ、人として生きる人生の尊さを訴えるドキュメンタリー映画。
ぜひ多くの方に見ていただきたく存じます。全52分収録