お経・御詠歌など仏教CD＆DVD | 京都 市原栄光堂

紫式部の『源氏物語』には、管絃６曲、舞楽14曲の雅楽が登場し、
源氏物語の雅な世界を演出しています。たとえば、
若菜 下の帖では、音楽の春秋論が展開されるなかで
「物の調べ、曲のものどもはしも、げに律をば次のものにしたるは、さもありかし」
とあり、呂（長調）の次に物悲しい律（短調）がおかれている理由が述べられています。

現代雅楽では、調性の変化や楽器の演奏法が変化したものもありますが、
このアルバムでは、『源氏物語』のなかで紹介された音色を、
近代雅楽の楽譜とは全く異なる平安時代の楽譜を用い、
現代によみがえらそうとしています。

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■収録楽曲
盤渉調 青海波 ／ 第七帖　紅葉賀
盤渉調 秋風楽 ／ 第二十一帖　少女
黄鐘調 喜春楽 ／ 第二十四帖　胡蝶　
平調 萬歳楽 ／ 第三十四帖　若菜上
大食調 仙遊霞 ／ 第三十五帖　若菜下
大食調 大平楽 ／ 第三十五帖　若菜下
黄鐘調 海青楽 ／ 第四十七帖　総角
九声双調 作物 藤花 ／ 第四十九帖　宿木

■演奏者
長谷川景光 ／ 龍笛
田渕勝彦 ／ 大篳篥
田島和枝 ／ 笙
常法寺美和 ／ 楽琵琶
米澤茉莉佳 ／ 楽箏
三井沙奈恵 ／ 鞨鼓
植田勝己 ／ 太鼓
石津美和 ／ 鉦鼓

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