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【浄土真宗】範浄文雄 節談説教集 全14席(CD6枚組)

範浄先生のお説教を聴いていたから、
死ぬのなんか怖くない。


今蓮如さま、御堂壊しの御坊さま、と呼ばれた、
範浄文雄(のりきよぶんゆう)師のCD節談説教集。
大正二年に能登に生を受けた範浄文雄師は、
54歳の若さでご往生なされるぎりぎりの昭和40年まで、
戦争で荒廃した日本全国を回り、人々の心に語り続けられました。
満堂のご門徒のお念仏の声が本堂を揺るがし、
人々の重みで、本堂の床が抜けたといわれる範浄文雄師の節談説教、
ぜひお味わいください。全359分収録

1.凡夫そのまま来いよ
    香樹院ご講師の「真宗のみ教えは『凡夫そのまま来いよ』のみ教えである」
      という説法を、頭で理解しようとするご同行たち。しかしただ一人の同行は・・・。


2.浄土真宗にも木魚あり
    「真宗には木魚がないから念仏行が疎かになる」という浄土宗の和尚に、
     「いやいや真宗にも木魚はあるぞ」と賢蔵ご講師が示されたものは・・・


3.たとひ罪業は深重なりとも
    末代無知の御文(御文章)の解釈を尋ねられ、何一つ答えられない鬼鉄だが、
     たった一つ「たとひ罪業は深重なりとも」の御言葉だけは有難くいただくことができた。


4.五劫の思案は法蔵の片思い
    衆生から望んだのではない。生死の海に浮き沈む衆生を助けてやりたいと
     みずから願われた法蔵菩薩のありがたさを語る。


5.敬って一切の往生人等にまうさく
    衆生に向かい、「敬ってまうさく」とまでへりくだり、
     浄土往生を勧めてくださる弥陀大悲をかたじけなさ。


6.願成坊の疑い
    仏智不思議を疑うと地獄に堕ちる、と聞かされた願生坊は、
     胸のうちの疑いを取り除くことができず、ついに死を決意する。
     それを聞かれた親鸞聖人は・・・。


7.勝手に堕ちるならと堕してしまえ
    死を前に「地獄へ堕ちる、地獄へ堕ちる」と苦しむ老婆。
     見かねた娘が、京都の香樹院師に救いを求めるのだが・・・。


8.月影の至らぬ里はなけれども
    弥陀大悲の光明は十方衆生をよく照らし給うが、、
     我々衆生が雑多雑修自力の雨戸を閉ざし、
     機なげき布団を被っていては、本願の月は拝まれぬ。


9.南無の座・阿弥陀の座
    弥陀の大悲を喜ぶ南無の座に座らせてもらうなら、眼前には阿弥陀の
     座が待っている。急ぐことはない今この身が正定聚不退の位なり。


10.韋堤希の目覚め
    息子の阿闍世太子に、七重の牢獄に閉じ込められた夫、
     頻婆娑羅王を助けようとし、みずからも投獄された韋堤希夫人が、
     釈尊によって浄土往生にめざめるお話。


11.その後の阿闍世
    父王である頻婆娑羅王を死に至らしめた阿闍世王は、罪の意識に苛まれ、
     身体までも腫瘍に冒されるが、釈尊を訪ね、その説論によって苦しみから救われる。


12.合掌の世界は広し喜ばし〜花鳥風月説法の声
    父親の財布から金を盗んだ少年。ある夜、少年の行いを自分の罪と考え、
     ひそかに仏壇に手を合わし、ひたすら懺悔する母の姿を見て思わず・・・


13.まちかねて
    「まちかねて恨むと告げよ皆人に、いつをいつとて急がざるらん」
     の歌を引いて、弥陀大悲のありがたさを詠いあげる。


14.改悔批判
    報恩講の初夜に行われるお説教。参詣の門徒に日頃の信心を顧みて、
     雑業雑修に陥っていないか改悔させながら、よりいっそうの信心を勧める。

添付解説書(11ページ)
1.解説(直林不退師)
2.布教で使われる言葉の大切さ(杉本光昭師)
3.範浄文雄 節談説教音源発掘の経緯(府越義博師)

商品コード : IS81212N06159
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