奈良時代から平安初期、日本の仏教は大きな飛躍を遂げる。
仏教思想が広く庶民階層に広まり、日本の民族思想に大きな影響を与えていく。当時の仏教に大きな影響を与えた、3人の名僧、鑑真和尚、伝教大師・最澄、弘法大師・空海にまつわる講演3つを収録。
鑑真和上の教え / 東野治之(CD)
死を覚悟した航海の末、日本に辿りついた唐の僧、鑑真和上。奈良時代の日本に戒律をもたらし、仏法を広めた高僧の足跡を、唐招提寺に残された資料を基に追う。
日本仏教の礎を築いた伝教大師・最澄 / ひろさちや(CD)
伝来初期、鎮護国家思想であった仏教を、庶民的レベルで日本に広めたのが伝教大師・最澄だった。民衆救済としての仏教をひろめた天台宗開祖最澄の教えをひろさちや氏が語る。
空海曼荼羅と般若心経秘鍵 / 頼富本宏(CD2枚組)
平安時代、日本仏教に新たな道をもたらした弘法大師空海。二つの空海曼荼羅の本質と、『般若心経』を密教的に解釈した名著『般若心経秘鍵』について頼富本宏氏が解説します。