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【仏教法話】昭和の名僧・ご法話全集(CD12枚組)

日本人の心に深く根ざし、その心を支え続けた仏教。
激動の昭和にも、仏の心を今に伝える名僧方がおられました。

橋本凝胤師、山田無文師、大西良慶師、 麻生恵光師、塚本善隆師、
葉上照澄師、山本佛骨師、久保田正文師、室生貞信師、友松圓諦師、
金子大栄師、 内山興正師 の各宗派の12人の名僧。

今はなき高僧、名僧の人の心に響くご法話をお味わいください。
別冊解説書(152頁)つき
各巻の最初の解説は、高瀬廣居氏です。
北法相宗 清水寺元貫主 <h2>大西良慶 信仰と人生</h2> 『仏も元は凡夫なり。凡夫も末は仏なり』これが仏教やのね……
学校でいうたらね、生徒は先生になる資格があんの。先生も元は生徒やったの。

解説/神社と宗教、二つの神さん/信教の自由/我というもの/
智慧のさわりと感情のさわり/あやかしにのるな/人生の悩み/宗教の智慧

真言宗 高野山金剛峯寺元宗務総長 <h2>麻生恵光 見失われた心―無財の七施</h2> 『和顔』はにこにこ顔、『悦色』とは喜びの色を顔にたたえて人に接する。
これが施しになるというのです。

解説/「はからいを忘れた心」が大切/「無財の七施」の一番目は「眼施」/
和顔悦色施と言辞施/心施・身施・床座施・房舎施

浄土宗 嵯峨釈迦堂清涼寺元住職 <h2>塚本善隆  わが魂の遍歴</h2> 「仏教は死んでからいるものではなく、生ける人に力を与え、私一人で生きるにあらず、
一切のものに生かされて生きているのです」

解説/結核の父から生まれた病弱な私/住職だった叔父の立派な臨終/
おばあさんの「ああ、もったいなや」/仏教のわかる住職になりたい/
般若心経の結論は「行けよ、行けよ」

天台宗 東南寺元住職 <h2>葉上照澄 般若ということ</h2> 諸行無常、諸法無我、涅槃寂静。これが仏教の教えの根底であり、
それがいわゆる仏教の智恵だと思えるんです」

解説/愛と知を兼ね備えた仏さま/無限の真理を説く般若心経/
三法印が仏教の智慧/仏性を信じる/六根清浄で極楽へ

法相宗 薬師寺長老 <h2>橋本凝胤 仏教の人間観</h2> 善悪を超越したところに『自らその心を清くする』という原理がなければならない。
善悪を調和した上に、本当の日常生活がなければならない。

解説/お経は日常の問題解決の手本/仏凡一体が理想/主体的に判断すること/
表面にとらわれず底を見る/自らその心を清くする

浄土真宗本願寺派 龍谷大学名誉教授
<h2>山本佛骨  親鸞人生論</h2> 親鸞聖人は常に大悲を行ずる、実践する明け暮れの中に、
仏の大悲を自分の営みとして願っていったのであります

解説/人間自身が問題を起こす/大衆の中に入った親鸞/
内にごまかしのない生き方/束縛を超える自由/煩悩具足を仏の慈悲が救う

日蓮宗 仙寿院元住職
<h2>久保田正文 法華経の心</h2> 仏が久遠の寿命であるということは、すなわち人間の寿命の久遠である。
生命そのものが長い一つの流れとして存在している。

解説/日蓮上人とお題目/法華経と人間/久遠の生命/生活と宗教

天台宗 円明寺元住職
<h2>室生貞信 生きる</h2> 己を忘れて他を利するということは、自分のことは後回しにして、まず人の幸せを願う。
それが一隅を照らす国の宝、菩薩であり君子である

解説/未来への警告/自灯明・法灯明の生き方/忘己利他の精神/
誰にでも必ず長所がある/人のために生きる「デクノボー」になる

神田寺元主管
<h2>友松圓諦  真理のことば 法句経</h2> 人間が人間として生まれてきたということは尊いことだ。
これが、仏教の受け取り方の第一です

解説/有ること難し/「ありがとう」の意味/聞くこと少なき人/多聞こそ智慧に入る門/
水を汲むべし/我に子等あり 我に財あり/子供と財の正しい活かし方

真宗大谷派 大谷大学元名誉教授
<h2>金子大栄 人間について</h2> 人間の生涯というものは一方から見れば
五十年、八十年というはかないものかもしれないけれども、
内側から感ずれば無限の働きが全部現れているのではないか

解説/人間と動物の決定的な違いは何か/生きることの意味を考える/
南無阿弥陀仏で宗教感情を表現/分(手)を尽くして全体(人間)を表す/信じるということ

臨済宗 妙心寺派元管長
<h2>山田無文 禅に生きる</h2> 戦後教育では『自我を自覚せよ』とは教えられたが、
人間は時には自我を捨てなければならんものだと教える宗教がなかったと思うのであります。

解説/愛国心を失った日本人/聖徳太子の神儒仏の三道の教え/
「清らかな心」は日本の神さまの教え/自然と日本人の心は不二妙道

曹洞宗 安泰寺元住職
<h2>内山興正 生死法句詩抄より</h2> 人は生まれることによって生命を生じたのではない。
天地一杯の生命が私という思い固めの中に汲み取られたのだ。

解説/死から目をそらしてはいけない/生命の実相を説く如来寿量品/天地一杯の生命を生きる

商品コード : IS81212N02587
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