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宮本正尊老師・仏教学講演集〜縁起とカルマ、中道思想、教行信証と仏教など(CD12枚組)
出家した者が近づいてはならない二つの極端がある。二つとは何か。
一つは欲望の中にあって欲楽にふけることで、劣っていて、いやしく、凡愚のすることで、聖なるものでなく、目的にかなうものではない。
もう一つは自分を苦しめることにふけることで、苦しく、聖なるものでなく、目的にかなうものではない。
如来は両極端に近づくことなく、中道を悟った。
これは真理に対する眼を生じ、知を生ずるもので、心の平静・神通力・悟り・涅槃へ導く。
明治から昭和にかけて活躍された仏教学者・宮本正尊老師の貴重な講演音源集。上記の言葉は宮本正尊老師が研究された中道思想について記した、経典『Mah
vagga』の一節である。
宮本正尊老師は1921年に東京帝国大学文学部印度哲学梵文学科、オックスフォード大学大学院留学後に学び東京帝大文学博士、Doctor
of Philosophy(哲学博士)の資格を得られた。帰国後は東京帝大教授(戦後は東京大学文学部教授)東京大学名誉教授、早稲田大学教授、駒澤大学教授、東洋大学教授を歴任され、現在の日本の宗教学、仏教学、哲学を支える多くの人材を育てられたことで知られている。
お釈迦さまのみ教えの実践が如何であるべきか、宮本正尊老師が遺された貴重な仏教講演をぜひお聞きください。
CD全12枚組(各CD:平均65分収録)
非常に古い音源でありますが、後世に遺すべき音源であるという強い気持ちからCD化されました。
聴き取りにくい箇所がございますが、予めご了承ください。
宮本正尊老師・仏教学講演集 収録内容
- 仏教概説 昭和29年録音(東京大学最終講義)
- 縁起と業(カルマ) 昭和30年録音(佛教講習会にて:CD5枚分)
- 初心と中道 昭和40年5月録音(東大佛青会館開館記念講演)
- 教行信証と仏教 昭和40年10月録音(大谷大学開学300年記念講演:CD2枚分)
- 中道思想 昭和48年3月録音(在家佛教記念講演:CD2枚分)
- 解脱と涅槃 昭和49年2月録音(入仏式記念講演)
商品コード : IS81212N03273 |
価格 : 36,667円(税込) |
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