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グレゴリオ聖歌『クレド』と筝曲『六段』〜キリシタン音楽と日本伝統音楽の出会い〜(CD+解説書)
一般に西洋音楽が日本に受け入れられたのは明治以降のイメージがある。しかし実際には16世紀中頃のキリスト教伝来と共に教会音楽や讃美歌は日本に流入していた。豊臣秀吉がキリスト教を禁教とするまでは、日本全国に教会があり、西欧の教会音楽が奏でられていた。
一方で日本の筝曲は17世紀後半飛躍的な発展と様式化を遂げた。その代表が筝曲には珍しく唄を伴わない『六段』である。『六段』の音楽構造は、それまでの筝曲とは全く異なるものであった。
中世音楽の研究家・皆川達夫氏は、筝曲の発展は日本のキリスト教迫害強化と不思議に時を同じくすることに着目。権力者の迫害により危機的状況に陥ったキリスト教音楽文化が、筝曲の世界に姿を変えて生き残ったではないかと仮説を立てた。本作はその検証の作品である。
グレゴリオ聖歌『クレド』と筝曲『六段』〜キリシタン音楽と日本伝統音楽の出会い〜 収録内容
★演奏は、皆川達夫(指揮)、中世音楽合唱団(合唱)、神戸愉樹美ヴィオラ・ダ・ガンバ合奏団、野坂操壽(箏)など
- 少年使節歓迎ミサ曲『グローリア』
- 秀吉御前における少年使節の演奏曲『千々の悲しみ』
- マリア典礼書中の『連祷』(聖マリアの連祷)
- グレゴリオ聖歌『クレド』第三番
- グレゴリオ聖歌『クレド』第四番
- グレゴリオ聖歌『クレド』第一番
- グレゴリオ聖歌『クレド』第一番(拍節リズム演奏)
- グレゴリオ聖歌『クレド』第三番と『六段』(初段・二段との合奏)
- グレゴリオ聖歌『クレド』第四番と『六段』(初段・二段との合奏)
- グレゴリオ聖歌『クレド』第一番と『六段』全曲合奏
- 箏曲『六段』
添付解説書
- 箏曲『六段』とグレゴリオ聖歌との出会い(皆川達夫)
- 付説:『六段の調』について(久保田敏子)
- プロデューサーズ・ノート(藤本草)
商品コード : IS81212N08967 |
価格 : 3,300円(税込) |
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